今回ご紹介する本は『カエルを食べてしまえ!』著者ブライアン・トレーシーです。
「やるべきことが多すぎて、何から始めたらいいかわからない」
「大事な事を後回ししてしまう」
と悩んでいませんか?そんな悩みを持つ人のために、効率的な時間管理と行動計画を教えてくれる一冊です。この本のメッセージはとてもシンプルですが、実行すれば大きな効果があります。この本のエッセンスを学び、あなたの毎日をもっと効率的で充実したものにしましょう!
ビビッときたワンフレーズ
”今日どんなに優れていても、知識や技能はすぐ時代遅れになる”
毎日勉強、大人になってからも勉強!
結論:朝一番にカエルを先に食べる
ここで言う「カエル」とは、私たちが一番やりたくないけど、一番重要な仕事のことです。「カエルを食べる」とは、その嫌な仕事を最初に片付けるという意味です。この面倒な仕事を朝一番に終わらせることで、その日一日の生産性が上がり、気分も良くなります。
「カエルを食べる」ことが大切なのは、やりたくないことを先延ばしにするのを防ぎ、集中力とやる気を高めるためです。多くの人は難しい仕事を後回しにしてしまいますが、これがストレスの原因になります。だからこそ、朝一番に「カエル」を食べて、最も重要な仕事を片付けることが重要なのです。そうすることで、残りのタスクに対してもポジティブな姿勢で取り組めるようになり、一日全体がうまく回り始めます。
やる順番をカエルだけなんだね!
優先順位を決める「ABCDE法」
トレーシーは「ABCDE法」という方法を使って、タスクの優先順位を決めることを提案しています。この方法で、どの仕事がどれだけ重要かをはっきりさせ、時間を効果的に使えるようにします。
- Aタスク: 絶対にやらなければならないタスク。やらないと大きな問題になるもの。例えば、締め切りのある重要なプロジェクトや、健康に関わる大事な予定などです。
- Bタスク: やるべきタスクだが、Aほど重要ではないもの。やらなくても大きな問題にはならないが、少し影響が出るもの。例えば、上司にメールを送ることや、同僚との会議などです。
- Cタスク: やってもやらなくても特に影響のないもの。たとえば、社交的な活動など。例えば、友達と昼食を取る約束などで、これをやらなくても仕事や生活に大きな影響はありません。
- Dタスク: 他の人に任せられるもの。他の人にやってもらうことで、自分の時間を効率よく使えます。たとえば、雑務や簡単なデータ入力などは他の人に頼むことで、あなたの大事な時間をもっと有効に使うことができます。
- Eタスク: やめても全く問題ないもの。時間の無駄なので、やらないようにしましょう。例えば、何となく見てしまうSNSや、重要でないメールのチェックなどがこれに当たります。
このABCDE法を使うと、時間とエネルギーを本当に大事なことに集中できます。Aタスクを優先して取り組み、CやEのタスクに時間を取られないようにするのがポイントです。これにより、無駄な作業に時間を費やすことなく、本当に成果を出すためのタスクに集中できるのです。
僕は仕事の前に、自分がやらなくても良い方法をまず考えてます!
目標を達成するための「7つのステップ」
目標を達成するための「7つのステップ」を紹介します。このステップに従うことで、目標達成の可能性を大きく高められます。
1.何を達成したいかをはっきりさせる
目標を明確にすることが最初のステップです。目標がぼんやりしていると、行動もぼんやりしてしまいます。例えば、「もっと健康になりたい」ではなく、「毎週3回ジムに通う」など、具体的な目標を設定しましょう。
2.目標を書き出す
書き出すことで、目標が現実的になります。目標を紙に書くことで、意識が高まり、達成しようという気持ちが強くなります。
3.期限を決める
目標に期限をつけると、やる気が出ます。期限がないと、ついつい先延ばしにしてしまいます。例えば、「3ヶ月以内に5キロ痩せる」など、明確な期限を決めることが大切です。
4.達成に必要な行動をリストアップする
目標を達成するために、何をすればいいのかを書き出しましょう。行動を具体的にリストにすることで、何をすべきかが見えてきます。
5.行動の計画を立て、優先順位をつける
行動を計画し、それぞれの重要度に応じて優先順位をつけます。どの順番で行動するかを決めることで、効率的に目標に向かって進むことができます。
6.計画に従って行動する
計画を立てたら、それに従って実際に行動します。行動しない限り、目標は達成できません。少しずつでも毎日行動することが大切です。
7.毎日少しずつ進む
毎日少しでも目標に向かって進むことが大事です。日々の小さな進歩が、やがて大きな成果につながります。
このステップを実践すれば、行動が計画的で効果的になり、目標達成に向けてしっかりと進むことができます。特に、毎日少しずつでも目標に向けた行動を続けることで、モチベーションを保ち、達成感を感じながら前進できます。
80対20の法則を使おう
有名な「80対20の法則」(パレートの法則)をご存知でしょうか?この法則は、成果の80%が全タスクの20%から生まれるというものです。つまり、やることの中で、本当に重要なのは少ししかなく、それが大きな成果を生みます。
まずは自分のタスクリストの中で、最も重要な20%のタスクを見つけ、それに集中しましょう!そうすることで、少ない努力で大きな結果を得ることができます。この考え方は、時間を節約しながら成果を最大化するためにとても有効です。
例えば、職場でのプロジェクトを進めるとき、全てのタスクに均等に時間を割くのではなく、本当に成果につながる重要な部分に集中することで、より効率的に成果を上げることができます。これにより、ストレスも減り、余計な仕事に追われることが少なくなります。
僕が年間100冊以上本を読めているのもこの方法を取り入れているからなんだあ
行動を習慣にするコツ
『カエルを食べてしまえ!』の考え方を毎日の生活に取り入れるには、「行動を習慣にする」ことが大切です。
- 小さな一歩から始める: いきなり大きな目標に挑むのではなく、小さな一歩から始めましょう。小さな成功が積み重なれば、自信がついてきます。例えば、毎日10分の運動から始めるなど、小さな習慣を作ることです。
- 毎日同じ時間に取り組む: 毎日決まった時間に「カエルを食べる」ことで、自己管理能力が高まります。例えば、朝起きて勉強をするなど、取り組む習慣をつけることで、他のことにも集中しやすくなります。
- 自分をほめる: 面倒なタスクを終わらせた後は、自分をほめましょう。自分へのご褒美がモチベーションを保つ助けになります。例えば、美味しいお茶を飲む時間を作ったり、好きな音楽を聴く時間を持つなど、自分のモチベーションを上げる方法を考えてみましょう。
これらのコツを使うと、「カエルを食べる」ことがだんだん楽になり、習慣として身についていきます。習慣化することで、面倒な仕事にも自然と取り組めるようになり、ストレスも減っていきます。
まとめ: カエルを食べて人生を変えよう
先延ばしをなくし、毎日の生産性を高めるための強力なツールです。「カエルを食べる」という考え方は、面倒なタスクを朝一番に片付けることで、その日のストレスを減らし、生産性を上げるというものです。また、ABCDE法や7つのステップ、80対20の法則を活用することで、時間とエネルギーを最大限に活かせます。
大事なのは、まず行動を起こし、それを続けることです。最初は小さな一歩でも大丈夫です。今日から「カエルを食べる」ことを実践してみましょう。取り組んでみて人生がどう変わるかを感じてみてください。効率的な時間管理と行動計画で、もっと充実した毎日を手に入れましょう。
今日何か一つでも「カエルを食べる」ことを決めて、それを実行してみてください。その小さな行動が、きっと大きな変化の第一歩となります。カエルを食べることを続けることで、どんどん自信がつき、自己成長を感じることができます。
この記事を読んで少しでも興味を持ったら、ぜひ『カエルを食べてしまえ!』を手に取ってみてください。あなたの人生をより良くするための一歩が、きっとここから始まります。毎日少しずつでも変化を積み重ねて、もっと楽しく、充実した人生を送りましょう。あなたが目標を達成し、素晴らしい未来を手に入れることを応援しております!
本書の目次
1.そのカエルを食べてしまえ
2.目標をはっきりさせる
3.一日の計画を立てる
4.「80対20の法則」をすべてに当てはめる
5.結果を考える
5.後回しにすべきもの
6.常に「ABCD法」を用いる
7.カギとなることに専念する
8.三大仕事の法則にしたがう
9.周到に準備する
10.一度に一樽ずつ
11.スキルを磨く
12.才能を掘りおこす
13.足をひっぱっているものは何か?
14.自分を追い込む
15.最大限の力を発揮する
16.自分を奮い立たせる
17.テクノロジーによる時間の浪費をやめる
18.仕事をこま切れにする
19.まとまった時間をつくる
20.切迫感をもつ
21.仕事を中断しない
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